
2020年7月1日に実装された新プラン。
基本的には従来のプランはそのまま残して、新たにプラスされたプランになります。
PGAの従来の配当プラン
従来のプランでは、3万ドル以下と3万ドル以上の2プランでした。
3万ドル以下の場合の配当金
3万ドル以下の場合は、投資金の約66.6%が運用され、約33.3%がデポジットされます。
実際には、取引ウォレットに入っている金額を3で割って余りは取引ウォレットに残し、2/3をキャンペーンウォレットに移動して運用し、1/3をデポジットウォレットに移動します。
この2/3に対して毎回0.90%~1.0%の利益の30%を配当金として受け取り、残りの70%を会社が取ります。
例)投資金が1万ドルの場合
元本が1万ドルで1回の取引が1%だったと想定してシュミレーションします。
$10000の2/3(66.6%)がキャンペーンウォレットへ
$10000の1/3(33.3%)がデポジットウォレットへ
余った$10が取引ウォレットに残ります。
つまり、
キャンペーンウォレットに$6660
デポジットウォレットに$3330
取引ウォレットに$10
と言う形になります。
6660x1.0%x30%=$19.98
オート運用を有効にしている場合はこれに10%の手数料が引かれますので、$17.98 となります。
3万ドル以上の場合の配当金
3万ドル以上の場合は、投資金の約71.4%が運用され、約28.6%がデポジットされます。
実際には、取引ウォレットに入っている金額を3で割って余りは取引ウォレットに残し、5/7をキャンペーンウォレットに移動して運用し、2/7をデポジットウォレットに移動します。
この5/7に対して毎回0.90%~1.0%の利益の30%を配当金として受け取り、残りの70%を会社が取ります。
例)投資金が3万ドルの場合
元本が3万ドルで1回の取引が1%だったと想定してシュミレーションします。
$30000の5/7(71.4%)がキャンペーンウォレットへ
$30000の2/7(28.6%)がデポジットウォレットへ
余った$5が取引ウォレットに残ります。
つまり、
キャンペーンウォレットに$21425
デポジットウォレットに$8570
取引ウォレットに$5
と言う形になります。
後は計算式は同じで、
21425x1.0%x30%=$64.28
オート運用を有効にしている場合はこれに10%の手数料が引かれますので、$57.85 となります。
例)投資金が3万ドルの場合(7/31までのキャンペーンの場合)
このキャンペーン対象者は、元本の76.9%が運用されます。
実際には元本の10/13が運用され、3/13がデポジットされます。
$30000の10/13(76.9%)がキャンペーンウォレットへ
$30000の10/13(23.1%)がデポジットウォレットへ
余った$9が取引ウォレットに残ります。
つまり、
キャンペーンウォレットに$23070
デポジットウォレットに$6921
取引ウォレットに$9
$23070x1.0%x30%=$69.21
オート運用を有効にしている場合はこれに10%の手数料が引かれますので、$62.29 となります。
PGAの新配当プランの種類
配当プランには、フレキシモードとセキュアモードの2つがあります。フレキシモードは従来のプランと同じで、元本ロック無しのプランです。
セキュアモードは元本を180日間ロックすることにより、月利アップやオート運用の無料などのメリットがあります。
要するに銀行で例えると、フレキシはいつでも下ろせる普通預金、セキュアは定期預金のようなものです。
最低金額はフレキシと同じく$1000です。
フレキシモード:元本ロック無し(普通預金)
セキュアモード:180日間元本ロック(定期預金)
従来の3万ドル以下をクラシック、3万ドル以上をクラシックプラス、更にその上に新たに50万ドル以上にインフィニティプラスと言うカテゴリを作りました。
デポジットの割合はフレキシモードでもセキュアモードでも同じです。
クラシックは50%、クラシックプラスは40%、インフィニティプラスは30%です。
このパーセンテージは運用額に対するデポジット額の割合です。
1万ドルの場合、キャンペーンウォレットに$6660、デポジットウォレットに$3330ですので、50%です。
3万ドルの場合、キャンペーンウォレットに$21425、デポジットウォレットに$8570ですので、40%です。
3万ドルの場合、キャンペーンウォレットに$23070、デポジットウォレットに$6921ですので、30%です。
つまり、50%は、元本の66.6%が運用され、40%は元本の71.4%が運用され、30%は元本の76.9%が運用されると言う意味です。
セキュアとフレキシの違いは分配率です。
フレキシモード(従来のプラン)は、30%が投資家の配当でしたが、セキュアに移行すると35%になります。
例)3万ドルのときのフレキシとセキュアの違い
フレキシ
21425x1.0%x30%=$64.28
セキュア
21425x1.0%x35%=$74.99
これだけの差が出ます。
更に以下の図を見てください。
PGA参加料の項目です。
運用オートがフレキシ(従来プラン)だと、10%かかっていますが、セキュアに移行するとオート運用が全て無料になります。
ですのでこれまでオートで運用されてきた方はこの10%分もお得になります。
報酬の受け取り方について
フレキシとセキュアは共存できます。
セキュアに入れた分は取引ウォレットから消えますが、パッケージ詳細で確認できます。
報酬はどちらも収入ウォレットに入りますが、
ウォレット→収入ウォレットで確認できます。
図は、約42000ドルのアカウントで、30000ドルだけセキュアに移行し、残りの12000ドルをフレキシで運用したときのものです。
12000ドルのフレキシ運用の報酬がCampaignPayoutとして入り、セキュアの分はSecurePackagePayoutとして支払われる。
複利について
フレキシの複利は最低$10、セキュアの複利は最低$1000からなので、ほぼ全額セキュアに移行した場合でも最低150ドル程度を残しておけば、フレキシで運用しながら複利し、1000ドル貯まったらセキュアに複利することができます。
特に元本が少ない場合は、しばらく福利出来ない状態が続いてしまうので、150ドル程度は残しておいてください。
セキュアへの複利は手動のみで、最初にセキュアに移行した手順と同じです。
セキュアへの移行手順
セキュアに移行できる時間帯
セキュアに移行するには、オート運用ボタンを無効にしておく必要があります。更に運用中は移行できませんので取引ウォレットに元本が全て戻った状態でしか出来ません。
これらのことを加味すると、セキュアに移行できる時間帯は1日3回、運用が終わり取引ウォレットに元本が戻った時から30分程度の時間だけです。
移行できるおおよその時間です。
1. 7:00 ~ 7:30
2. 15:00 ~ 15:30
3. 23:00 ~ 23:30
この時間帯に移行できるアカウントは、運用オート、AutoTopUp(自動複利)は無効にする必要はありません。
※2020年8月以降に作成されたアカウントで最近のものは、セキュア移行時間帯内に取引ウォレットに元本が戻ってこなくなってきています。今のところ、下記の方法でしかセキュアに移行する事が出来ません。
セキュア移行時間帯内に元本が戻らない方は、予めオート運用を無効にし、元本が戻り次第、セキュアに入れる分を除いた金額を手動でキャンペーンにエントリーし、トレード開始後30分以降に残った金額をセキュアに移行してください。移行後、オート運用を有効にしてください。
PGA アービトラージの参加スケジュールが少し複雑になってきたので表と図にしてみました。
セキュアに移行する
Subscribe Secured Packageをクリック。
Current Secured Package Balance:現在セキュアにしている金額
Available Balance:セキュアに移行可能な金額
Subscribe Amount:セキュアに移行したい金額を記入
セキュアに移行したい金額を記入して、セキュリティパスワードを記入し、最後にいつまでロックされるか表示されているので確認したらチェックボックスにチェックを入れて「提出する」ボタンをクリック。
なお、Subscribe Amount や、セキュリティパスワードの欄は、ブラウザの機能などでユーザー名やログインパスワードが予め入ってしまっている場合がありますが、その場合は必ずいったん消してから正しい金額とセキュリティパスワードを記入しなおしてください。
完了するとトップページに戻り、上図のように緑色の「Subscribe Secured Package Success」が表示されます。
$30000がセキュアに移行され、2021年2月11日までロックされました。
以上でセキュアモードへの移行が完了しました。
まとめ
最低金額はフレキシと同じく$1000からである
$1000ドル以上であれば$10ドル単位で指定できる
セキュアは180日間ロックされるが配当率が5%上がる
セキュアに複利したり追加金を入れても、ロック開始日は最初にセキュアに入れた日から換算される
セキュアに移動した分は取引ウォレットから消えパッケージ詳細に表示される
オート運用が無料
フレキシとセキュアは共存できる
報酬は別々の項目で収入ウォレットに入ってくる
カテゴリーはセキュア+フレキシの合計金額で決まりどちらもそのカテゴリーのデポジット率で運用される
フレキシの複利は従来通り、最低$10、セキュアの複利は最低$1000からである
セキュアモードに切り替えてもフレキシモードと共存させれば10ドルごとに複利ができ、また、セキュアモードに移行した分は利率も上がり、オート運用も無料なのでお得です。
正直移行しなければ損です。
絶対に抜かない金額だけでもセキュアモードに移行するべきです。
3ヵ月半後に元本が倍になり、元本分を確保したい人にとっても、フレキシで運用するよりも早く元本分が貯まるので、元本を150ドルだけ残してセキュアに移行して、150ドルをフレキシで運用し複利していけば良いです。($150はフレキシで運用される最低金額)
セキュアモードが超オススメな理由と、セキュアモードに移行した後の実際の作業方法や考え方について説明しています。
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